FXにおける裁量取引では、投資家自身が自身のルールに
従って判断し、取引する事が基本になります。
市場の値動きやチャートを自ら見て分析したり、
経済に関するニュースなどを見て、自分自身で買い時や
売り時を考えながら取引をすることが必要なので、
ある意味「マニュアル取引」ともいえるかもしれません。

一方のシステムトレードでは、自身でイメージしている
損益分岐点があったとすれば、それをインターネット経由で
行うオンライン取引の際に設定しておき、いわば
「オートマチック」に取引を行うことが基本になります。

例えば持っている資産が+10円の価値になったら
自動的に売却、逆に-10円になったら持ち損になるまえに
被害を最小限に食い止めるかのごとく売却する、という操作を
自動的に行わせることができるのです。

どちらの取引方法にもメリットはありますが、24時間分析や
チャート確認ができない場合はシステムトレードが
おすすめですし、毎日PCの前にいられる場合は、
裁量取引を繰り返して時間単位で利益を
追求することもできるでしょう。